DX人材 情報編集力&
グループウエア運用
社内 DX & 内製化 DX コーディネーター養成
DXとは、いきなりアプリ開発という話ではありません。
小さな会社や専門店は、「DXに取り組みます」という意気込みというよりも、プロの商売人として当たり前の思考ステップと実現ステップを実施することが基本です。その過程で「ITサービス」を情報共有ツールとして導入し、チームとして組織力を強化しながら個がそれぞれ違う個性を持つ人材の発想力を参考にしながら前に進めます。集まって会議という構図ではなく、あるテーマに対してスマホやパソコンなどを使って個が自由にアイデアを展開する仕組みは有効です。思考を整理して新たな可能性を描き出すこと、そのツールとしてITを利用する、という活用モデルです。
同時に、簡単な在庫や備品管理も同じように個人がスマホで出し入れを記録することで、リアルタイムで把握できる仕組みなども段階的に採り入れていくことがステップアップのなかでは重要です。ITを使った経営効率化という面からの活用モデルです。
DX時代に求められる3つのスキル
1. 業務スキル(知識とサービス価値を高めるスキル)
2. 関連資格(業務に直結する関連資格と個のアイデンティティに由来する資格でも)
3. ビジネス編集力(戦略化を実現するスキル)
・住宅リフォーム営業を例に
住宅リフォーム営業を例に紹介すると、業務スキルは関連知識を有しお客様に適切なアドバイスを提供しながら営業成果を上げるスキルです。
関連資格とは、建築士や宅建資格などが挙げられます。あるいは少し離れた防災観覧の資格も役立ちます。
3つ目のビジネス編集力を簡単に紹介すると、戦略化を実現するスキルです。企画し、組織的なプロジェクト化をし、なおかつ戦略上不可欠のコンテンツを設計運用するスキルです。
・全体のレベルアップから多面性と多角化の可能性を広げる
優秀な営業マンが1人の力で成果を上げるのに対して、DX時代はチームで共有するプロジェクトマネジメントが基本。
その理由とメリットとして、属人化を防ぎ組織力を向上させることがあります。
優秀な営業マンが退職や病気をしても組織のダメージは少なく、また組織を挙げて収益力の高いビジネスモデルとすることでデキる人材から辞めてしまうという悪い循環に陥るリスクを減らすことができます。
デキる人材の実践ノウハウを若手社員の育成目的に共有することで、多面的な商品構成を考え、場合によっては多角化の方向が必要な場合も出てきます。情報を共有化しナレッジ化することによって、「purposeとbalance経営」を普段の事業活動から浸透させていくことができます。
では、具体的に項目で紹介していきます。
DX人材に必須の2つの基本スキル
情報編集力
個の持つコミュニケーション力や会議運営力を含めた広い意味での情報編集力
グループウエア活用力
基本的なスキルとしてGoogleを活用した情報共有のしくみを運用する力
DX人材を中心にチームがめざす3つの実践目標
1.収益商品発掘
まず手持ちの商品を売れる化(単品もしくは組み合わせ)する営業モデルを作ります。具体的にはインターネットマーケティングのセオリーを必然となる思考モデルに沿って組み立てます。
2.安定収益商品開発
同様の取り組みから複数の商品を企画し商品構成をボリュームアップします。ブランディングとともにチームプロジェクトとしての運営力を強化します。
3.新商品開発
新たな商品構成や自社での商品開発に着手します。ITを活用した情報共有やコンテンツへの展開ノウハウとともに、収益力の高い関連ビジネスへの展開によって組織力と収益力を高めます。
学ぶDXではなく実践で成果を出しながらステップアップ
無料で使えるGoogleサイトだけでも、1.社外への情報発信、2.社内ポータル、3.優秀な人材確保策、4.取引先との共同プロジェクトという4つの機能を使いこなすことができます。